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豊橋市では平成11年度より緑地の整備を進めてきた。しかし、人手が入っていない山は荒れ、利用する人からは暗いと言う声もある。里山として大切な緑の資源に手を入れ管理してゆきたいが、大変な手間がかかり行政だけではとても無理。里山の荒廃が決定的に進まないうちに、適正な人為的管理を持続する事が、その地域独特の里山生態系を保全する為に重要とのことから、平成12年度に豊橋市社会教育課により市民大学トラムで「里山管理ボランティア養成講座」が開かれる事になった。
平成12年4月の広報「とよはし」で募集がかけられた。
里山管理ボランティア養成講座
〜岩屋緑地を活かす〜
岩屋緑地を後世に続く人々に残すため、また、体験を通した子供達の環境教育の場として、雑木林(里山)作りを考えて見ませんか。
▽日程=下表のとおり(全12回)
回 |
月日 |
内容 |
備考 |
@ |
5月 9日(火) |
豊橋の自然概観 |
(座学) |
A |
5月14日(日) |
里山の自然観察T |
(現地) 岩屋緑地を上から見よう |
B |
6月13日(火) |
里山の自然 |
(座学) |
C |
6月18日(日) |
豊橋の里山見学 |
(現地) |
D |
10月31日(火) |
里山を調べるT |
(座学) |
E |
11月 5日(日) |
里山を調べるU |
(現地) |
F |
11月21日(火) |
里山デザインづくり |
(座学) |
G |
11月26日(日) |
植生管理(伐採) |
(現地) ドングリ拾い(ポット植え) |
H |
12月 3日(日) |
伐採樹木で遊ぶ |
(現地) クラフトづくりなど |
I |
1月28日(日) |
伐採樹木を利用する |
(現地) シイタケのコマ打ち |
J |
2月18日(日) |
里山の自然観察U |
(現地) |
K |
2月25日(日) |
雑木林を守る会立ち上げ |
(座学) |
※時間は、火曜日は午後6時半〜8時、日曜日は午前9時半〜正午(内容によっては午後までの場合あり)
▽ところ=火曜日は岩屋観音お籠堂(大岩町字火打坂・岩屋観音下)
日曜日は視聴覚教育センター第3研修室(大岩町字火打坂)に集合
▽対象=どなたでも
▽定員=50人(申し込み多数の場合は抽選。結果は全員に郵送)
▽講師=中西 正さん(愛知県自然環境保全審議会専門委員)ほか
▽受講料=無料(ただし、傷害保険料が100円程度必要)
▽申し込み=4月10日から14日までに電話で市教育委員会社会教育課(51局2848)へ
申込者数は定員50人に対し62人となるが、講師の好意により全員が受講出来ることとなり、上記日程で講座が開かれた。
講師は中西正先生をはじめ三河生物同好会の鈴木さん、満瀬さん、岩瀬さん、森羅クラブの片山さん、高橋さん、森下さんの多彩な顔ぶれ。現地で指導を頂いた。
新聞各紙で紹介される
平成12年11月23日(木)
東海日日新聞
”みんなで里山を考えよう”
市民が植生管理
豊橋市の岩屋緑地
来年2月守る会を立ち上げ
ワークショップで里山の植生を調べる参加者たちと・・・写真入で報じられた。
平成12年11月26日(日)
朝日新聞 朝刊
理想の里山へ市民間伐
奉仕団体結成呼びかけ
豊橋の岩屋緑地
理想の里山づくりに取り組む市民講座の参加者たち・・・と写真入で報じられた。
守る会の立ち上げを決める
平成13年2月25日(日) 講座の最終回
愛知県での地域活動が資料で紹介された。
愛知県環境部自然環境保全室 自然観察会
愛知県環境部自然環境保全室 里山自然地域保全事業
相生山緑地オアシスの森くらぶ
雑木林研究会
滝ノ水緑地・公園愛護会
小牧エコロジー運動市民の会
エコの森クラブ
森羅クラブ
穂の国森づくりの会
三河地域等での活動が、関係者や講座からの見学者によって紹介された。
相生山緑地オアシスの森くらぶ
穂の国森づくりの会
多米の里山づくりを楽しむ会(朝倉川育水フォーラム)
葦毛湿原保護の会
各地域での活動状況を学んだ上、岩屋緑地の利用、岩屋の里山管理に望むもの等を意見交換した。
今後のボランティア団体の立ち上げに際し、参加の意思を問うアンケートを実施した。
最後にボランティアグループの立ち上げを以下のとおりに決定した。
平成13年3月20日(火・祝) 9時30分から
視聴覚教育センターにて
「岩屋緑地に親しむ会」発会式議事録
平成13年3月20日(火・祝日) 9時30分〜12時
視聴覚センター
出席者 46名
中西先生、社会教育課村田氏、公園緑地課外山氏他
議題および進行予定
1.経緯
2.会則案
3.役員
4.会長挨拶
5.エール
6.委員会発足
討議内容(中西先生の司会により議事進行)
1.経緯
一昨年来、岩屋緑地に関心が集まるようになり、今後の方向性を考える為にもと、
市民トラムを発足させ活動してきたが、これからは自らの活動としてスタートする。
2.会則
会の名称については20案あり、別途検討する。
会則の内容については相生山緑地オアシスの森クラブを参考にした。
顧問に寺本助役さんを、委員会の総合プラン・環境教育とはどのようなことか、
子供たちも参加できるように、事務局はどこに置くのかの意見、質問あり。
原案どおり承認される。
3.役員
立候補無く、準備会からの提案承認される。一部各委員選任後入れ替え。
会長 1名 松井 平
副会長 1名 須崎守康
会計 1名 西川収示
書記 1名 森 祥剛
各委員 5名 各分科会委員長がこれにあたる。別途選出。
会計監査 2名 小林ミエ 楠 幸子
顧問 若干名 寺本和子助役(案) 中西 正先生
四役と会計監査 各分科会委員長
4.会長、役員挨拶
省略
5.エール
社会教育課村田氏より
産みの親の言いなりにならず、自立し、物申す事が出来る会に育って欲しい。
色々な協力はやぶさかでない。早めに相談を(予算の関係から)。
公園緑地課外山氏より
一昨年の事業開始より新聞や地元から叩かれ大変であったが、
本日このような会が発足し大変嬉しい。皆さんを良きパートナーとして
行政のやるべき事をやってゆきたい。
公園協力会への名目として市から25,000円程度の補助金を考えている。
道具類は市の方で揃えてゆきたい。今後他の会の見学も考えたい。
公園緑地課も会員として参加したい。
6.委員会
下記五つの委員会を設け、会員がどれかに所属し活動する。
委員会には委員長、副委員長各1名を選出し委員長は役員を兼任する。
研修 :自らの質を高める。外への見学、内での学習等。
広報・連絡 :活動内容の発信。会員内の連絡。
植生管理 :岩屋緑地の植生管理および作業。
自然観察会 :自らのため、市民のためのイベント。
総合プラン・環境教育 :現状にとらわれず、より広く考え、調整を図る。
この後各委員会に分かれ委員長、副委員長の選出。活動内容について討議し,委員長より
発表する。
研修
8名 委員長 鈴木一郎 副委員長 市川和生
活動目的は見学会、講師による勉強会、運営のためのテキスト・書籍の紹介、
チェーンソー・草刈機技能講習会参加の勧め、森林インストラクター資格の
勉強等。
今年度は相生山の見学、二回位の講座勉強会、テキストの推薦、技能講習会の
情報提供をやってゆきたい。
広報・連絡
6名 委員長 宗美 修 副委員長 西川為代
活動目的は会報の発行。イベントの内容紹介、次回の連絡等を写真を取り入れた
親しみ易いものにしたい。会員名簿改訂版、委員会別緊急連絡網等を整備してゆく。
植生管理
12名 委員長 楠 敬三 副委員長 河合八郎
活動目的は自然のままで植生管理、当面は枯木を取り除いて安全な森に。
子や孫に自然のものを採取し教えられる場に。レイアウトは公園緑地課と調整。
自然観察会
9名 委員長 山本和司 副委員長 西郷節子
活動は年二回、春と秋に観察会。委員会の中で二ヶ月に一回勉強会を行う。
総合プラン・環境教育
11名 委員長 渡辺範久 副委員長 坂口充幸
活動目的は明るい森が良いのか自然を残すのが良いのか、会としての方向付け。
委員会相互の調整と方向付けを行う。
当面は岩屋山をどうするか、誰のもの? どうなっているの?
植生・動物の調査、市のプランの調査、歴史の調査を行う。
インストラクターを養成し、子供達が楽しめ健康になれる森つくりを目指す。
7.会の名称
アンケートにより提案された20の案より採決により下記と決定する。
「岩屋緑地に親しむ会」
以上
会計により会費の徴収が行われた。
散会後の役員会にて決定事項
次回役員会4月17日(火)午後7時 東部地区市民館飯村分館
事務局は当面西川収示さん宅に置く。
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