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お雛様巡り


毎年お雛様の季節になると、心がときめいてきて
お雛様に会いに出掛けずにはおれません。


いろいろな所で見せて戴いたお雛様をご紹介します。


卯建の町家・美濃市のお雛様

平成21年(2009)3月5日

岐阜県美濃市、ここは古くから和紙の産地として栄えた町で、
今も卯建の上がった町屋が軒を連ねています。
ここでうだつの町屋のおひな様・五月節句が開かれています。
おひな様展示は2月14日(土)から4月3日(金)まで
五月節句展示は4月4日(土)から5月6日まで


卯建の町のお雛様

卯建の上がる町ならではのお雛様です。

人形の家 ひなぎく

人形の家ひなぎくが開店したばかり。

ひなぎくの店内

お店の中には古いお人形がいっぱいでびっくり!
これから縮緬などの古布を整理しながら売ってゆくとの事でした。


手作りのお店に飾られたお雛様

手作り雑貨のお店に飾られたお雛様。

五月のお節句にも是非訪ねたいと思っています。


二川宿本陣のおひなさま

平成21年(2009)3月10日

二川宿本陣のおひな様、今年は2月1日(日)から3月22日(日)まで開かれました。
展示の内容が年々充実してゆく中で、私たちの作品も飾って頂きました。

さくら

手筒花火にさくらの花が飾られています。

傘飾り

傘飾り。

私たちの作品

これが私たち教室の仲間の作品です。


いわむら城下町のひなまつり

平成20年(2008)3月1日

岩村は最近合併して岐阜県恵那市岩村町になりました。
女城主の岩村城([日本百名城」「日本三大山城」)の城下町、
重要伝統的建造物群保存地区に指定された町並みで、歩くだけでも素敵な所です。
ここでもおひなまつりが始まり、通りの両側およそ60軒に飾られていました。

いわむら城下町のひなまつり(1)

岩村藩御用の商家勝川家、そこにも可愛いひなまつりの幟が立っています。
中には大きな享保雛が飾られていました。


いわむら城下町のひなまつり(2)

「工芸の館」藍屋土佐屋に飾られていたお雛様、左のは文政八年のもの。

いわむら城下町のひなまつり(3)

天保四年(1833)に作られた白木吹き抜け御殿作りのお雛様。
このイベントの表紙写真に使われています。
飾られていたお店は代々の雑貨商で先祖は平家の落人だったとか。


いわむら城下町のひなまつり(4)

問屋木村邸に飾られていた、岩村藩主邸に伝わる古今雛。
安永二年(1773)藩主にお輿入れの時に持参されたもの。


いわむら城下町のひなまつり(5)

地酒「女城主」の蔵元に飾られていたお雛様。中央のが享保雛です。

いわむら城下町のひなまつり(6)

岩村名物「かすていら」屋さんに飾られていた明治期のお雛様。

岩村は古い町だけにお雛様も古い立派なものが沢山飾られていました。
このイベントは始まったばかりで、未だ商売気が無いところが良かったです。


第6回しんしろ節句まつり

平成20年(2008)3月1日

岩村城下町のひなまつりを見に行く途中に立ち寄りました。
新城(愛知県新城市)は我家から車で1時間位の所、
こんな近くに居るのに見るのは5年振りになります。

第6回しんしろ節句まつり(1)

年々盛んになり見応えが有りました。
古いお雛様と吊るし飾りの組み合わせは良いものですね。

第6回しんしろ節句まつり(2)

ボランティアの方たちの力作で、中には子供達の作品も有りました。
スタッフの皆さんは殆んどがおばあさん(失礼)、でも皆さん生き生きとされていました。

第6回しんしろ節句まつり(3)

下のフロアーでは徳島県勝浦町からお輿入れのお雛様2000体と新城のお雛様とが豪華競演。

勝浦町はお雛様イベント発祥の地で今年で20回目、3万体のお雛様が飾られているそうです。


足助・中馬のお雛様

平成20年(2008)2月23日

親しいお友達7人で行ってきました。
とっても寒い日で、行く道の道路際には雪が積もっていました。
初めて見る人も居られ、一軒一軒丁寧に見て回りました。

江戸時代のお雛様

この江戸時代のお雛様は、何時見てもどっしりとして包容力があり、
お母さんのような気がします。

売っていたお雛様

年々賑やかになり、お店を覗いて歩くのも楽しみです。
売っていた縮緬細工のお雛様、作る参考にと写してきました。


二川宿本陣のお雛様

平成20年(2008)2月19日

二川宿旧家に伝来する雛人形を中心に、
御殿飾りや天神様、土雛(三河土人形)などが展示されています。
「つるし飾り愛好会」の手による多くのつるし飾りに加え、
今年は草抄流の瓶細工も展示されています。

宿の通りから見えるつるし飾り

「二川宿本陣」に飾られた多くのつるし飾り。宿場の通りからも見る事が出来ます。

つるし飾り

「つるし飾り愛好会」の力作、今年は傘を使って吊るされているのが見所です。

土雛

飾られた土雛(三河土人形)の中から貴重な5体が盗難に遭いました。悲しい出来事です。

瓶細工のお雛様

草抄流の瓶細工、瓶の中に帆船を入れるボトルシップの日本版。


二川宿本陣のお雛様

平成19年(2007)3月9日

二川宿本陣のお雛様

「二川宿本陣」玄関棟に飾られた多くのお雛様

二川宿本陣のつるし雛

「二川宿本陣」の畳廊下に飾られたつるし雛

”雛巡りの旅”四日目は東海道・二川宿本陣の「ひなまつり」。
改修復元された本陣の広い座敷や畳廊下に、お雛様やつるし雛がところ狭しと並べられいます。

お雛様は江戸時代末期から昭和初期の御殿飾りや段飾り、
土雛、市松人形、天神様、押絵や掛軸のお雛様までありました。

今年からは「つるし雛愛好会」の協力とかで多数のつるし雛が飾られています。
地元の春の「鬼まつり」の赤鬼、青鬼、天狗や、夏の手筒花火、
名産のちくわ、湿原のシラタマホシクサまであったのが可愛かったです。


沼津御用邸のお雛様

平成19年(2007)3月8日

「西附属邸に飾られたお雛様

「西附属邸」に飾られたお雛様

西附属邸に飾られたつるし飾り

西附属邸に飾られたつるし飾り

”雛巡りの旅”三日目の最後は沼津御用邸「春 桃の節句 ひな飾り」。
沼津御用邸記念公園の西附属邸が公開されていて、そこでお雛様が展示されていました。
つるし雛や創作雛、江戸時代の段飾り、
皇太子殿下ご婚礼の際の衣装を再現した京人形、旧沼津藩主水野家由来の大名雛などがありました。


稲取・雛のつるし飾りまつり
協賛会場「二ツ堀みかん園」

平成19年(2007)3月8日

「二ツ堀みかん園」のお雛様

「二ツ堀みかん園」に飾られたお雛様とつるし飾り

番をしていたおばあちゃん

日向ぼっこをしながら番をしているおばあちゃん

”雛巡りの旅”三日目、伊豆稲取の「雛のつるし飾りまつり」。
ここはミカン農家のお座敷を解放して展示されています。
海の見える庭、古い屋敷、そこに飾られたつるし飾り、番をしているおばあちゃん、
それぞれが調和していて、これが本来の姿かと思わせてくれました。


稲取・雛のつるし飾りまつり
メイン会場「文化会館 雛の館」」

平成19年(2007)3月8日

「文化会館 雛の館」のお雛様とつるし飾り

「文化会館 雛の館」に飾られたお雛様とつるし飾り

「文化会館 雛の館」のつるし飾り

「文化会館 雛の館」に飾られたお雛様とつるし飾り

”雛巡りの旅”の三日目、伊豆稲取の「雛のつるし飾りまつり」。
このメイン会場では凄い数のつるし飾りで圧倒されます。
高い天井から吊るされた「ギネスに挑戦」や全国から応募された「コンテストの作品」など、など、
沢山のつるし飾りがありました。


稲取・雛のつるし飾りまつり
協賛会場「岬の館」

平成19年(2007)3月8日

酒田の「傘福」

「岬の館」に飾られた山形県酒田市の「傘福」

柳川の「さげもん」

「岬の館」に飾られた福岡県柳川の「さげもん」

”雛巡りの旅”の三日目、伊豆稲取の「雛のつるし飾りまつり」。
この会場は一階でお土産や物産の販売を、2階でつるし飾りを展示しています。
日本の三大つるし飾りと言われる酒田の「傘福」、稲取の「雛のつるし飾り」、柳川の「さげもん」を展示して
分かり易く解説してありました。


稲取・雛のつるし飾りまつり
協賛会場「なぶらとと」

平成19年(2007)3月7日

「なぶらとと」に飾られたお雛様とつるし飾り(1)

「なぶらとと」に飾られたお雛様とつるし飾り

「なぶらとと」に飾られたお雛様とつるし飾り(2)

「なぶらとと」に飾られたお雛様とつるし飾り

”雛巡りの旅”の二日目、伊豆稲取の「雛のつるし飾りまつり」。
ここは変わった名前の展示会場、「なぶらとと」とは「お魚の群れ」と言う意味だそうです。
係りの女性がつるし飾りについてのいろいろを詳しく説明をしてくれました。


稲取・雛のつるし飾りまつり
メイン会場「むかい庵」

平成19年(2007)3月7日

むかい庵に飾られたお雛様とつるし飾り(1)

「むかい庵」に飾られたお雛様とつるし飾り

むかい庵に飾られたお雛様とつるし飾り(2)

「むかい庵」に飾られたお雛様とつるし飾り

”雛巡りの旅”の二日目は伊豆稲取の「雛のつるし飾りまつり」の見学です。
以前の富岡邸が無くなり、近くに新しく出来たのがこの「むかい庵」です。
雛のつるし飾り発祥の地のメイン会場だけあって、さすがは本物と感心させられるものでした。


中馬のお雛様

平成19年(2007)3月6日

中馬館に飾られた古いお雛様

中馬館に飾られた古いお雛様



「中馬のおひなさん in 足助」の観光ポスター

今回は何時もの気の会ったご夫妻を案内して4日間”雛巡りの旅”をしました。
その初めが足助・中馬のお雛様でした。
この町は何時来ても暖かく迎えてくれ、何回見ても素晴らしく、見飽きる事が有りません。


由比のお雛様

平成18年(2006)3月26日

東海道名主の館・小池邸のお雛様

東海道名主の館・小池邸に飾られていたお雛様と吊るし飾り。
吊るし飾りはこの地区の区長さんの奥様が作られたものだとか。
これを見ているだけでお人柄が見えてきそうです。

この日、仲間10人で「青春18キップの旅」をして薩垂峠を訪れました。
峠を下り、望岳亭で説明を聞いた後、東海道名主の館・小池邸へ来て、
このお雛様と出会いました。
ここはお休み処として解放されており、そのお座敷に飾られていました。
3月も終わりに近く、意外な所での出会いに、感動も大きかったです。



中馬のお雛様

平成18年(2006)3月3日

木の御殿に入った江戸時代のお雛様

左は江戸時代のお雛様、木の御殿に入られてます。古色が出ていて良いですね。

箱階段に飾られたお雛様

ここは本屋さん、天井の吹き抜けが高くて、足助でもその建築で有名なお家です。
奥の間の箱階段にお雛様が飾られ、吊るし飾りも添えられていました。


ひっそりと飾られたお内裏様とお雛様

こちらは古いお内裏様とお雛様。
お花を背に、ひっそりと飾られていますが、回りの雰囲気も素敵です。

中馬のお雛さま。年々盛んになってきて、今年頂いた「おひなさんマップ」を見ると
足助交流館や本町区民館、中馬館などの大きな施設をはじめ、
130軒のお店やお宅が協力されています。
古い町並みの魅力だけでなく、寒い季節、お家を開け放って観光客を楽しませてくれる
そんな町の皆さんの暖かな心が多くの人達を呼ぶのでしょうね。



稲武のお雛様

平成17年(2005)3月31日

二組の七段飾りと、多くの土雛

ここの御宅には二組の七段飾りと、多くの土雛が飾ってありました。
土雛のひとつひとつに味があって、古き良き時代を感じさせられます。


呉服屋さんのウインドウ。

呉服屋さんのウインドウ。
昭和27年(1952)頃の子供の着物が飾ってありました。
どれも欲しくなってしまいます。


入口の土間いっぱいのお人形

入口の土間いっぱいにお人形が飾られて居ます。
今はもうお店をしていないのかしら。この人形達何時もは何処に飾ってあるのかしら?

稲武は中馬街道(飯田街道)の足助から更に一つ飯田へ寄った宿場町です。
ここでも町をあげてお雛様を飾るとの事で早速出掛けてきました。
町並みの道幅が広く、飾ってあるお宅が飛び飛びだったので、ちょっと寂しいでした。
これから年々盛んになってゆく事と楽しみです。



中馬のお雛様

平成17年(2005)2月17日

土間に飾られた古いお雛様

土間に古いお雛様が飾られています。
側の黒い電話機や扇風機も古さを感じさせる小道具の一つになっているみたいです。


洋品雑貨屋さんのお店、吊るし飾りが増えました

洋品雑貨屋さんのお店には、去年より吊るし飾りが増えました。

江戸時代のお雛様

江戸時代のお雛様。どっしりとした大きなお尻が可愛いです。
足助の中でも、香嵐渓からは一番奥の新田町に飾られているので、ここまで来る人は少ないです。
せっかくだから、是非ここまで足を運んであげてね。

足助のお雛様も何度目かになりました。
年々盛んになってくるのが嬉しいです。
お雛様に吊るし飾りが添えられるようになって来ました。華やかで良いですね。



孫の初節句

平成17年(2005)2月13日

七段飾りのお雛様の前に並んだ縮緬のお雛様たち

七段飾りのお雛様の前に並んだ縮緬のお雛様たち。

NHKのおしゃれ工房を見て作ったお雛様

NHKのおしゃれ工房を見て作ったお雛様に、屏風、ぼんぼりや桜・橘の小物をあしらいました。
前は縮緬の犬筥です。


縮緬のお雛様、雪洞、桜、橘、ひし餅も

縮緬のお雛様。
ぼんぼり、桜、橘やひし餅も縮緬で作りました。

内孫の初節句です。
ところが5年間の海外転勤となり、暮れにパパは一足先にヨーロッパへ。
ママとそれぞれの実家の両親とでパパの居ない初節句のお祝いをしました。
この日はママの実家のお雛様と、縮緬のお雛様を飾りました。
暖かくなった5月に追っ掛けヨーロッパへ。
大きな荷物になるお雛様は持って行けないので、縮緬のお雛様たちを持って行って貰いました。



五個荘のお雛様

平成16年(2004)2月26日

軸と一緒に飾られた古いお雛様

古いお雛様が軸と一緒に飾られていました。

御殿雛

御殿雛でも、前庭が有るような飾り方は珍しいです。

「てんびんの里」の古いお雛様

「てんびんの里」に飾られていた古いお雛様。

五箇荘で商家に伝わる雛人形めぐり」と言う催しが有ることを聞いて早速出掛けました。
五箇荘は近江八幡などと並んで近江商人発祥の地と言われています。
近江商人屋敷外村繁文学館、旧外村宇兵衛家、旧中江正次家など
商家に代々受け継がれてきたお雛様を観る事が出来ました。


中馬のお雛様

平成16年(2004)2月19日

古いお雛様と土びなに、吊るし飾りが加わっています。

古いお雛様と土びなに、吊るし飾りが加わっています。

江戸時代のお雛様。

江戸時代のお雛様。

手毬や吊るし飾りのキットを売っていました。

手芸用品を扱うお店では手毬や吊るし飾りのキットを売っていました。

中馬のお雛様、毎年盛んになってくるようです。
稲取などの影響を受けて、吊るし飾りも見られるようになって来ました。
古い宿場の町並みも、この時ばかりは晴れやかに、そして賑やかになります。
こんな足助が大好きです。


新城
雛のつるし飾り

平成15年(2003)4月4日

段飾りや御殿飾りのお雛様

段飾りや、御殿飾りのお雛様、

市松人形や土雛も。

市松人形や土雛も。

可愛い作品がいっぱいです。

可愛い作品がいっぱいです。

新城市文化会館でつるし飾りの展示があると新聞で知って早速出掛けました。
ところが、あら〜! どうしましょう!
この日は未だ搬入の日で、関係者の皆さんが忙しそうに展示されてる真っ最中でした。
これは失礼と、日を改めてもう一度出掛けました。
これ等の作品は地域の皆さんが持ち寄って展示されたものとか。
凄い作品ばかりで、感心してしまいました。
この他パッチワークの大作も展示されていました。


稲取
雛のつるし飾り

平成15(2003)年3月29日

食堂に飾られていた吊るし飾り

漁港近くの食堂に飾られていた吊るし飾り

「なぶらとと」会場の吊るし飾り

「なぶらとと」会場に飾られた吊るし飾り

「なぶらとと」会場の吊るし飾り

「なぶらとと」会場に飾られた吊るし飾り

稲取温泉は「河津桜まつり」で有名ですが、この「雛のつるし飾りまつり」も賑わいます。
1月下旬から3月末までの期間ですが、最盛期には満員で行列が出来、見られない事もあると聞き、
期間の終わりに近い平日を狙って訪ねました。
お陰で雛の館「富岡邸」、「文化公園雛の館」、「なぶらとと」をゆっくりと見て回ることが出来、
漁港近くの名物「金目鯛」を食べさせてくれるお店もすいていて、一日稲取を楽しむ事が出来ました。



中馬のお雛様

平成14年(2002)2月19日

土びな会場の本町区民館

土びな会場の本町区民館

足助交流館に飾られたお雛様

足助交流館に飾られたお雛様

土びな会場に飾られた土びな達

土びな会場に飾られた土びな達

中馬街道・足助の町は毎年2月の中旬から3月の初めまで、
商店から普通のお宅まで、町をあげてお雛様を飾り、観光客に見せてくれます。
寒い時期、家を開放してのサービスには頭が下がります。
特にこの日は、朝、我家でも積雪があり、見て歩いている間も雪がチラチラ舞っていました。

足助のお雛様を始めて訪ねたのは平成13年でした。
以来毎年欠かさず訪ねることにています。


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