東海道五十三次独歩記

とうかいどうごじゅうさんつぎひとりあるき

ご挨拶



最近まで残っていた東海道名残の松の一本が、マツクイムシにやられてとうとう切り倒されてしまった。
急に寂しく物足りなくなった景色が、今の時代の急激な変化を象徴しているようで、
「今のうちに見ておかないと、古き良き時代の面影が全て無くなってしまうよ」松の木のそんな叫びが聞こえてきた。

飯村の松

仕事柄全国を飛行機や新幹線を使って飛び回っていた反動で、歩くことに大きな魅力を感じるようになり,
歩いてみると、見える物や移り変わる景色の速さが今までとはぜんぜん違う。
足の裏に伝わる舗道の感触も、ウォーキングシューズからでは温かくさえ感じる。

こんなことから東海道を歩きだした。



初めは先ず我家の近くから歩く事にした。
何処まで続くのか、どんなことになるのか、歩きながら考える事にして。
その結果尺取虫式にドンドン伸ばし、ついに東海道全区間、日本橋から箱根を越え三条大橋までを完歩してしまった。

日本橋にて 箱根の石畳にて 三条大橋にて

そのステップは
新居〜宮
府中〜舞阪
三島〜府中
日本橋〜三島
桑名〜三条大橋

歩いた期間・・・平成9年3月2日〜平成11年11月7日(2年8ヶ月)
歩いた日数・・・延べ5泊30日
歩いた歩数・・・964,510歩



2001年は東海道400年記念の年、退職を機にOA,ITの勉強をしたその成果を試すこともあって、
膨大な資料や記録を整理しホームページとして公開することとした。

写真が中心となるので開くのに時間がかかりますが、
気長に見て頂ければ幸いです。

私が歩いた、私が見た、そのままを、あなたにご覧頂きましょう。



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