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所在地 静岡県清水市 最寄駅 JR東海道線清水駅 東海道第18宿 本陣2、 脇本陣3、 旅籠50、 問屋場1 総人口6,498、 家数1,340 府中へ 2里25丁 |
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稚児橋 庵原川を渡り袖師を過ぎると江尻の宿。辻町、伝馬町と町内に入り、直角に右に曲がると清水銀座。この辺りが宿の中心であるが昔の面影は何も無い。 清水銀座を左に折れると巴川に架かる稚児橋。橋の上に河童の像。 慶長12年(1607)に架橋、江尻橋と名付けて渡初めの日、突然川中から童子(河童)が現れ入江の方へ消えたのに因み童子橋、稚児橋と呼ばれるようになった。 |
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船高札場跡 稚児橋を渡ったすぐ右手。 江尻宿は府中へ注ぐ巴川を使った清水湊の水運で賑わった宿場で、それらしい史跡である。 |
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江尻宿木戸跡 入江3丁目に江尻宿木戸跡の標石、宿の西の入口、。 こまでが江尻の宿。 |
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追分ようかん 清水道との追分に老舗の追分ようかんの店がある。赤い大きな暖簾に「是より志美つ道追分ようかん創業元禄八年駿河国追分宿」とある。 店の角には追分道標がある。 |
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都田吉兵衛供養塔 追分から間もなく左手に石塔と解説板。 森の石松を殺した報復に清水の次郎長に殺された都田吉兵衛(浪曲では都鳥)の供養塔。 大沢川の金谷橋を渡ってほどなく右手奥に、小さな祠と池、姥ヶ池がある。 患った小児の身代わりに入水した姥が、呼びかけに泡で応えると言う伝説のある池。 |
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追分 東海道はJR東海道線の踏切を海側へと渡る。 ここに追分の標柱、左は興津宿、右は江尻宿。 |
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久能寺観音道道標 右手にJRと平行して静岡鉄道本線。狐ヶ崎駅近くに左へ久能山道が分かれる。 その角に道標がある。 このあたり右手民家の切れ目から鉄道線路越しに富士山が綺麗に見える。 |
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草薙の一里塚 街道の右手に真新しい標石 |
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草薙神社の大鳥居 街道の右手、ここから南へ1.5キロに草薙神社がある。祭神は日本武尊。 武尊が東征した時賊に襲われ、草むらに火を放たれ危ういところを、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)で草をなぎ払い、難を逃れた。ここから草薙の地名が由来する。 |
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旧東海道記念碑 静岡鉄道運動場前駅を過ぎてしばらくするとJRの線路にあたる。 その線路際に記念碑と標石が立っている。 北村地下道でJR線路を山側へくぐり、静岡鉄道長沼駅を通りおよそ2.5キロ行く。 次は道路で海側へくぐり、ほんの少し歩いて曲金で3度線路をくぐり横田町へ入る。 府中の宿である。 |
府中の宿、今の静岡市に入り、伝馬町、紺屋町、札の辻まで来て今日の行程を終わる。 三島から府中までの九つの宿を4回に分けて歩いた。 この間は富士に最も近いコースで、それなりの期待を持って挑んだが、何れも肉眼では見えても写真には写らないと言った状態で、 絵に描いたような姿にはお目に掛かれなかった。時期を変え再び歩いて見たいと思う。 今日の歩数 33,250歩 |