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所在地 静岡県沼津市 最寄駅 JR東海道線沼津駅 東海道第12宿 本陣3、 脇本陣1、 旅籠55、 問屋場1 総人口5,346、 家数1,234 原へ 1里半 |
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領界石 潮音寺からすぐ先の右手、アパートの駐車場の真中に、フェンスで囲まれた石碑。 従是西沼津領。街道沿いに領界を示すために立てられた沼津藩領境榜示杭。 間もなく国道1号線と合流。しばらく進んで二ッ谷バス停から左へ分かれる。 左手に狩野川が迫ってくる。 |
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狩野川 狩野川の土手の下をしばらく進む。 廣重は「沼津・黄昏図」で、天狗の面を背負った旅人が、宿の手前の川べりを満月に向かうかのように歩む姿を描いている。この場所がピッタリ。 |
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平作地蔵 狩野川に架かる黒瀬橋を過ぎた所、左手の土手下にある石作りの祠。 解説板には、日本三大仇討の一、浄瑠璃「伊賀越道中双六」に出てくる沼津の平作ゆかりの地蔵とある。 |
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一里塚跡 平作地蔵のすぐ先、右手の小公園の奥に一里塚跡。 手前には静岡県指定考古資料の玉砥石。今から1,200〜1,300年前玉類を磨くために用いられた。 再び国道1号線に合流、大手町陸橋を過ぎて左にそれ、駅前からの大通りに出る。 御成橋を右折、一筋目を左折、三枚橋町からこの本町あたりが宿場の中心。 残念ながら大正時代の大火、戦災、区画整理で宿の名残は全く無い。 写真を撮る場所を探しているうちに通り抜けてしまった。 |
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領界石 永代橋を右に見て左折、繁華街を過ぎ静かな町に戻る。後は西へとひたすら真っ直ぐに進む。 左手先は千本松原公園と駿河湾。 国道1号線と斜めに交差し右手を平行して進むと右手に領界石(沼津藩領境榜示)。 解説板には安永7年(1778)水野出羽守忠友によって立てられたとある。 |
三島から沼津にかけては色々と見るべき物も多く楽しい旅であったが、
沼津を過ぎ原に向かうと街道や宿場の名残は殆ど無く、真っ直ぐに西に向かって歩くのみ。
この辺りは右手に富士を仰ぎ、富士を友として歩くコース、
夏の午後では湿度が高く雲が出て富士の姿を全く見ることが出来ない。
この先は時期を見て、もっと空気が澄む様になってからにした方が良いのかも知れない。
原駅で今日の行程を打ち上げ、JR東海道線で帰路に付く。二川に着いたら激しい夕立、迎えを頼む。
今日の歩数 25,794歩