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所在地 静岡県三島市 最寄駅 JR東海道線三島駅 東海道第11宿 本陣2、 脇本陣3、 旅籠74、 問屋場1 総人口4,048、 家数1,025 沼津へ 1里半 |
平成9年(1997)9月6日(土) 今日はイギリスのダイアナ元妃葬儀の日。マザーテレサ逝去の報。2004年のオリンピック、ギリシャで開催とビッグニュースが次々。 朝7時スタート、バス、JR東海道線を乗り継いで三島へ。車窓からの眺め、田園は緑と黄色のパッチワーク。 早い所ではコンバインで稲刈りをしている。気温は未だ夏でも景色は秋の気配が近付いている。 三島駅前から楽寿園を通り、白滝公園から清流沿いに三島大社へ、大社の前が東海道。 大社には以前、全国の国分寺・一宮巡りをしていたときに参拝したことがある。 |
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新町橋 箱根からの最後の下り今井坂を過ぎると、三島の市街地。 大場川に架かる新町橋、これを渡ったところが三島宿の東見附。 |
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三島大社 伊豆の国の一宮、源頼朝が源氏再興の旗を上げ、戦勝祈願をしたところ。 境内にある天然記念物の金木犀、樹齢1,200年、秋には10里四方に香りが漂うと言われている。 大社の石の鳥居。廣重は「三島・朝霧」で朝靄の中を行く旅人の姿をこのアングルから描いている。 |
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下田道 大社を過ぎて間もなく左(南)へ行く道が下田道。 中央町、本町あたりが宿の中心、問屋場跡、世古本陣跡、樋口本陣跡があるのだが、資料不足で見つけることが出来ず、繁華街を通り抜けてしまう。 |
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時の鐘 伊豆箱根鉄道踏切の手前左手、三石神社の境内に時の鐘。 江戸の頃から昭和30年頃まで、毎朝6時の時を告げていたという。 |
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芭蕉老翁墓と句碑 時の鐘の街道を隔てた向かいに日限地蔵尊。 その境内に墓と句碑が並んで立っている。 いざともに 麦穂くらわん 草枕 はせを |
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千貫樋 市街地を外れ加屋町の秋葉神社前が西見附跡。 その向かいにあるのが千貫樋。 道に平行して走る水路で、伊豆駿河の国境、境川に架けられた樋。天文24年(1555)和睦に際し北条が今川にこの樋で三島の豊富な水を贈った。 |
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一里塚 国道1号線を横断する手前200メートルの所、道を挟んだ両側に一里塚。 右手は玉井寺の、左手は宝池寺の境内にあり、玉井寺のものは原型に近く宝地寺のものは改修されたもの。 |
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対面石のある長沢八幡宮 国道を横切りしばらくして右手に、長沢八幡(清水長泉総鎮守八幡神社)がある。 ここの境内にある対面石は、治承4年(1180)頼朝が、挙兵を知って奥州から駆けつけた義経と涙の対面をした時に腰を掛けたという二つの石。 |
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長沢の松並木 本数は少ないが立派な松が残っている。 ここを過ぎると間もなく黄瀬川を渡る。 |
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潮音寺 黄瀬川を渡ってしばらくして右手に東海山潮音寺。 入口に亀鶴観音菩薩の碑。亀鶴は曽我物語りに言う街道一の白拍子。 やがて国道1号線と合流、狩野川が左手に寄ってくると沼津に入る。 |