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所在地 静岡県浜名郡新居町 最寄駅 JR東海道線新居町駅 東海道第31宿 本陣3、 脇本陣0、 旅籠26、 問屋場1 総人口3,474、 家数797 白須賀へ 1里24丁 |
平成9年3月2日(日) 東海道五十三次への旅の記念すべき第一歩を浜名湖畔から踏み出した。 行きがけに近くのDIYで歩数計を購入、街道歩きの記録をとることにした。 |
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浜名湖 新居弁天の浜から弁天島、舞坂方面を望む。 初期の関所はこの辺りに有った。 |
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大元屋敷跡 元禄12年の津波に遭うまでここに関所が有った。 公園として整備され、井上通女(1660〜1736)の歌碑がある。 旅衣あら井の関を越えかねて 袖によるなみ身をうらみつつ 通女 |
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渡船場跡 関所の東隣に常夜灯と石碑、解説板がある。 舞坂からの湖上1里今切の渡しがここに着いた。 女旅ではこの船渡しの危険なことと、関所の厳しさから、このルートを避けて本坂越えの姫街道を使うことが多かった。 |
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新居関所跡 箱根と共に関東を守る要地として慶長5年(1600)に設置され、その後地震や津波で2度の移転を繰り返した。現在残っているのは3度目の物で安政2年(1855)に建てられたもの。 ここは箱根より厳しく、特に女性や鉄砲の出入りについて念入りであったと言われている。人形を使って当時の様子が再現されている。 |
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飯田武兵衛本陣跡 関所を出て西に進むと宿になる。右手に疋田弥五助本陣跡、突当たりが飯田武兵衛本陣跡、左に折れてすぐ右に疋田八郎兵衛本陣跡がある。 |
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寄馬跡 ここで駅馬をそろえた。 この先右手に秋葉山の常夜灯、左手に一里塚跡があり、枡形に棒鼻跡。 南に進んで国道に当る。右折してしばらく国道を進む。 |
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教恩寺 国道一号線の右手に白い土壁に山門が見える。 源頼朝の寵愛を受けた遊女が、頼朝の死後尼となってこの寺を創建した。 |
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風炉の井 教恩寺から国道を挟んだ向かい、左手にある。 源頼朝が此処にあった橋本長者の屋敷に泊まったとき、茶の湯に用いた井戸。 |
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紅葉寺跡 街道はすぐに国道から右に分かれ、静かな道に戻る。小高い山が右手に迫り、やがて松並木となり、これが1.3キロ続く。 松並木となってすぐ右手に、石段と紅葉寺跡の解説板。 足利義教が富士紀行の際この寺に立ち寄り、紅葉を賞したと言われる。 |
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為家、阿仏尼の歌碑 綺麗な松並木の中程左手にある。 風わたる濱名の橋の夕しほに さされてのぼるあまの釣舟 前大納言為家 わがためや浪もたかしの浜ならん 袖の湊の浪はやすまで 阿仏尼 街道をひたすら西へと進むと、やがて大倉戸の立場跡、元白須賀を経て潮見坂へ至る。 |