亀山 所在地   三重県亀山市
最寄駅   JR関西本線亀山駅

東海道第46宿

本陣1、 脇本陣1、 旅籠21、問屋場1
総人口1,549、 家数567

関へ   1里半




平成10年4月19日(日)
昨夜からの寒気を伴う低気圧が朝までに通過し、起きてみたら晴天。絶好の街道歩き日和と家を飛び出す。
青空フリー切符を使って東海道線、関西線に乗り継ぎ亀山へ。




江戸口門に至る街並
江戸口門に至る街並
カメヤマローソクの工場を過ぎ、この先東台町で右に曲がる所が江戸口門跡。
それからは賑やかな商店街になる。
触れ合い広場の本陣跡
ふれあい広場の本陣跡
東町の商店街の右手にふれあい広場、この辺りに本陣、脇本陣、問屋場が有った。
またここは高台になっていて、JR亀山駅方面が眼下に望める。

亀山城址
亀山城址
街道は東町で亀山城を避けるように左へ迂回する。
直進すると亀山城址。城は丘陵の上に建ち、粉蝶城と呼ばれた美しい城であった。
石井兄弟亀山仇討遺跡
石井兄弟亀山敵討遺跡
城を駅のほうに下った左手、池のそばに石碑と解説板。

元禄14年(1701)赤穂浪士討ち入りの前年、信濃の小諸城主の家臣井上政春の子石井源蔵、半蔵兄弟が、29年もの歳月をかけて父の仇、赤堀源五右衛門を討ち本懐を遂げた仇討話。
多聞櫓
多聞櫓
廣重の「亀山 雪晴」では城壁から町へのスロープを描いており、その画中の多聞櫓が今も残っている。
加藤家武家屋敷
加藤家武家屋敷
坂を下って西へ曲がると昔の屋敷町。

亀山藩の家老であった加藤家の屋敷が有る。なまこ壁の土蔵、門、長屋等が当時の姿を再現している。
京口門跡
京口門跡
西の出口が梅巌寺の有るあたり。
門前に京口門跡の解説板がある。
野村の一里塚
野村の一里塚
京口坂橋を渡って約1キロ。右手に大きな木が見えてくる。これが野村の一里塚。
右側だけが残っている。椋の木を植えた一里塚は全国でここだけと言われる。
布気皇館太神宮
布気皇館太神宮
一里塚を過ぎ野尻に入って道が二手に分かれる。東海道は右。

でも、私は誤って左に入ったようだ。このお宮、布気神社とも言うが、本来左手に見るのを右手に見て歩いている。(これは後になって判ったこと)
大岡寺畷
大岡寺畷
国道1号線と関西本線を跨いでしばらく行くと鈴鹿川の堤防に出る。
ここからが大岡寺畷で桜並木が18丁続く。

途中で名阪国道をくぐる。

鈴鹿川に合流する小野川を遡るように右手へカーブ、関西本線を超え、国道1号線を歩道橋で渡ったら左手へ。

しばらく国道を行き、程無く右手へ分かれると関宿に入る。。




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