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所在地 静岡県静岡市 最寄駅 JR東海道線静岡駅からバス新丸子 東海道第20宿 本陣1、 脇本陣2、 旅籠24、 問屋場1 総人口795、 家数211 岡部へ 2里 |
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一里塚跡 安倍川を渡り長田西中学校で国道1号線と合流、佐渡交差点で国道から左に分かれ、丸子の家並みを抜けた所、右手に一里塚跡の標石。 この辺りから丸子の宿。 |
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丸子宿本陣跡 丸子川を左に見ながら上り坂の道を行くと間もなく右手に本陣跡。 真新しい石碑。しかし当時を偲ばせる物は残っていない。 |
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とろろ汁の丁子屋 街道は丸子橋が見えたら左折して橋を渡るが、その手前右手に廣重の絵そのままの藁葺き屋根の名物とろろ汁、創業慶長元年の丁子屋がある。 ここは昔は西の立場で宇津の谷峠に向かう旅人がとろろ汁で元気を付けた。膝栗毛のシーンを廣重が写し、その絵が今そっくりに再現されている。 |
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芭蕉翁句碑 芭蕉が東遊する弟子の乙州へのはなむけの句 梅若菜丸子の宿のとろろ汁 の句碑が店の前にある。 |
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十辺舎一九東海道中膝栗毛の碑 弥時喜多が丸子の宿で、とろろ汁を作りながら喧嘩する夫婦の巻き添えを喰い、空腹を抱えて残した一首。 けんくわする夫婦は口をとがらして 鳶とろろにすべりこそすれ が碑に刻まれて芭蕉句碑の隣にある。 |
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宇津の谷峠入口 丸子の宿を出た街道は国道に着いたり離れたりしながら峠へと向かう。 正面が国道のトンネル、左へ行くと蔦の細道。右へ行くと東海道、宇津の谷の集落。 |
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お羽織屋 峠へと向かう上り坂の両側に家が建て込んだ宇津の谷の集落。その奥右手にお羽織屋の表札。 秀吉が小田原攻めのときに立ち寄り、応対したこの家の主人石川忠佐衛門の忠心を褒めて、胴服(陣羽織の一種)を脱ぎ与えた。以後この家をお羽織屋と呼び、今も羽織を展示している。 |
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馬頭観音 集落を抜けこの石仏のある所から山道になる。東海道とはいえ、この峠は踏み分け道、昨日の台風で折れた木の枝が重なり歩くのに苦労した。 |
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峠 峠までの道端に雁山墓や森川許六の句が書かれた木柱が立っていた。 十団子も小粒になりぬ秋の風 十団子は麓の慶龍寺が8月の縁日で売る厄除けの団子のこと。 峠の急坂を下ると岡部の宿に入る。 |