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所在地 愛知県名古屋市緑区 最寄駅 名鉄名古屋本線鳴海駅 東海道第40宿 本陣1、 脇本陣2、 旅籠68、 問屋場1 総人口3,643、 家数847 宮へ 1里半6丁 |
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有松の山車会館 有松は鳴海の宿の東の立場、名産有松絞りは鳴海絞りと共に有名で、その古い商家が数多く残り、独特の街並みを作っている。 春と秋の有松祭りには豪華な山車が出てからくり人形が披露される。山車会館には、そのうちの1台が常時展示されている。 街道の左手には有松鳴海絞会館、奥に絞りの開祖・竹田庄九郎の碑がある。 |
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服部邸 街道の右手に県指定文化財井桁屋の服部邸。有松絞りの生産販売を行っている。 寛政2年の建造、往時の面影を残す町屋建築。 店舗、土蔵、絞倉、藍倉等が有り、防火のための塗篭作りが特徴。 |
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有松の家並 名古屋市の街並み保存地区。伝統産業を継承しながら、なまこ壁、格子造りの美しい街並みが見事に保存されている。 |
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鳴海宿の家並 有松を出て名鉄の踏切を越え西へ、扇川の中島橋を渡ると鳴海宿。 右手高い所に黄檗宗の瑞泉寺。 宿にはところどころに古い家が残り静かな街並みを作っている。 |
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鳴海宿本陣跡 名鉄鳴海駅への道本町交差点の先、左手に本陣跡の表示がある。 右手如意寺を過ぎると道は右(北西)に曲がり、しばらく行って宿を出る。 |
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千句塚公園の千鳥塚 山王山の曲がり角手前右手に緒幡稲荷入口の標石。 そこを上ると千句公園、大きなエノキの下に芭蕉ゆかりの千鳥塚。 |
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千鳥塚 小さな塚で表には芭蕉の筆で千鳥塚、武城江東散人、芭蕉桃青とある。 裏には連衆の名と興行の年月。 貞享4年(1687)11月8日、鳴海の寺島安信宅で「星崎の闇を見よとやなく千鳥 芭蕉」を発句とする歌仙興行の記念碑。 芭蕉存命中の翁塚は全国でもここだけと言う貴重なもの。 |
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天白橋 山王山交差点を過ぎると街道は西に進んで天白川に架かる天白橋を渡る。 川原では水防訓練が行われていた。 橋を渡ると笠寺を通り宮の宿へと向かう。 |
今回の行程は安城市今本から鳴海本陣跡まで。 池鯉鮒は宿の面影を留めていないが、知立神社で今も「長虫除けの御札」が授与されているのは面白い。 有松は凄いの一語。代表的な服部家をはじめ多くの商家が見事に保存されており、街道歩きの楽しみを堪能した。 帰り名鉄知立の特急乗換ホームでの冷奴と生ビールが、渇いた喉にキューとしみて実に美味かった。 今日の歩数 30,172歩 |